腎臓内科とは
腎臓に関わる病気を内科的に診断・治療する診療科で、血尿やたんぱく尿が続く方や、腎機能が低下した方などを対象に診療します。
当院では、健診などで尿の異常を指摘された(尿潜血、蛋白尿など)方をはじめ、慢性腎臓病(CKD)、腎結石の診療を行います。
- 検診などの尿検査で「尿潜血」や「蛋白尿」を指摘された
- 健診などの採血で腎機能障害と言われた
- 尿の色や性状に異常指摘、顔や足がむくむ
- 高齢のため腎機能が低下している
- 近親者に腎臓病の患者が多くて心配
上記の際は当院ご相談下さい。
慢性腎臓病の診療について
当院は、「泌尿器科・腎臓内科」を標榜しております。透析医療の経験もしており、慢性腎臓病(CKD)の診断・治療・経過観察まで一貫して対応できる体制を小金井市(東小金井駅から徒歩3分.武蔵小金井駅から1駅)にて整えています。
慢性腎臓病は腎機能がゆっくりと低下し、蛋白尿や血液検査での腎指標異常、場合によっては高血圧や浮腫(むくみ)、貧血など全身への影響を伴う疾患です。初期には自覚症状が乏しく、進行してから発見されることが多いため、早期診断が重要です。ここでは当院がどのようなサポートを提供しているかをご紹介します。
主な診療アプローチ
1. 定期検査・モニタリング
腎機能(eGFR やクレアチニン、シスタチンCなどの血液検査)、尿検査(蛋白尿・血尿・残尿など)、超音波検査等を用いて、腎臓の状態を総合的に把握します。
2. 生活習慣病との連携治療
慢性腎臓病の進行を抑えるため、糖尿病・高血圧・脂質異常症といった関連疾患の管理を重視。
食事・水分摂取の指導、塩分制限、適正体重維持、脱水や過剰水分負荷の回避など、日常生活でできる対策を患者様と一緒に取り組みます。
3. 薬物治療
高血圧をコントロールする降圧薬(ACE阻害薬やARBなど)、蛋白尿を減らす薬剤、貧血対策など、腎臓の保護を目的とした薬物療法を必要に応じて行います。
個々の患者様の状態を見て、最適な処方を決定します。透析への移行リスクが高まる段階では、より厳格なフォローアップが行われます。
4. QOL(生活の質)の維持・向上
慢性腎臓病 によって生じる浮腫・むくみ・倦怠感・頻尿などの症状に対するケアを含め、日常生活で困ることがないよう配慮します。
5. 患者様とのコミュニケーションなどから早期発見を目指します
「年だから仕方ない」と思われがちな症状でも、相談することで見落としがちな腎機能低下や合併症を早めに発見できることがあります。
当院では初診から丁寧な問診を行い、ライフスタイル、背景をふまえて治療方針を立てていきます。
小金井市にお住まいの「慢性腎臓病」患者様へ
慢性腎臓病は緩やかに進行する疾患ですが、適切な検査・生活習慣改善・薬物治療を早期から行うことで進行を抑え、透析が必要となる時期を遅らせたり、回避したりする可能性があります。
当院は、通いやすさ(東小金井駅から徒歩3分,武蔵小金井駅から1駅)、きめ細かなフォローアップ体制を兼ね備えており、慢性腎臓病に関する相談先として非常に頼りになる医療機関です。
腎機能に少しでも気になることがあれば、まずは受診を検討されることをお勧めします。